レイヤーとは
レイヤーは、順番に積み重ねられていく用紙のようなものと見なすことができます。レイヤーの透明領域は下位レイヤーの内容を映し出しますが、レイヤーの不透明部分は下位レイヤーの内容を覆い隠します。
すべてのレイヤー管理は、レイヤーパネルから実行できます。
レイヤーに関する重要なポイントは次のとおりです。
- 編集やデザインを開始すると、すべてのドキュメントに少なくとも1つのレイヤーが割り当てられます。
- レイヤーの順序には重要な意味があります。パネルの最上位にあるレイヤーはドキュメントの最前面に位置し、最下位のレイヤーは最背面に位置します。
- どのレイヤーで作業を行っているかを常に確認できるように、選択されているレイヤーは強調表示されます。
- 任意のレイヤーを非表示にして、そのコンテンツをプロジェクトの表示対象から除外できます。
レイヤーのタイプ
作成できるレイヤーには、次のようにいくつかのタイプがあります。
- ピクセルレイヤー—ピクセルベースで編集が行われるラスター画像が含まれています。
- 画像レイヤー—カラープロファイルを含む元の画像データを保持する、自己完結型の配置画像。
- マスクレイヤー—下位のレイヤーを表示するために、非表示にするコンテンツを定義します。
- 調整レイヤー—下位のレイヤーを非破壊的に修正または強化するために使用します。
- 塗りつぶしレイヤー—調整可能な単色またはグラデーションカラーを適用するために使用します。
- パターンレイヤー—ドキュメント全体で繰り返されるパターンを適用します。
- ライブフィルターレイヤー—非破壊的ライブフィルターを含むレイヤー。
- ベクターレイヤー—カーブ、シェイプ、コンパウンド、テキストオブジェクトなどのベクターコンテンツ。
- グループレイヤー—単一のオブジェクトとして動作する複数レイヤーの編成されたコンテナ。
- リンク/埋め込みドキュメントレイヤー—配置された非ネイティブドキュメント(PDF、PSD、SVG、EPSなど)およびネイティブAffinityドキュメント(afphoto、afdesign、afpub)ファイル。