ノートパネル

[ノート]パネルでは、脚注、傍注、および文末脚注をドキュメントに挿入することができます。

各ノートは、挿入点のリファレンスと、通常は同じリファレンスでラベル付けされ、その位置はノートのタイプと選択した設定によって異なるノート本文で構成されています。

ノートパネルについて

ノートパネルでは、リファレンスやノート本文に適用される文字や段落のスタイルなど、表示属性もカスタマイズすることができます。

ノートパネル

ノートパネル。

設定

このパネルから以下の設定が行えます。

番号付け
フォーマット
位置
ルール
タイトル

ノートのためのデフォルトのドキュメント設定

ドキュメントには、作成時のデフォルトノート設定が含まれています。たとえば、文末脚注は自動的に1、2、3、…の番号スタイルを使用し、ハイパーリンクされたリファレンスを含み、「文末脚注」の見出しが前に付けられます。

ノートパネルでノートのタイプ別に好みの設定をドキュメントのデフォルトとして保存することで、今後挿入されるノートに自動的にその設定を使用できるようになります。

またパネルでは、望ましくない設定のノートをドキュメントのデフォルトに戻すことができます。これは、選択範囲のノートやドキュメント全体で実行することが可能です。

選択したノートの設定をドキュメントのデフォルトにする方法
  1. ノートのレファレンスをストーリーテキストまたはその本文テキストの一部から選択します。
  2. [ノート]パネルで、ノートのタイプを選択します。
  3. [パネル環境設定]メニューから、[選択した脚注からのドキュメント設定を更新][選択したサイドノートからのドキュメント設定を更新]、または[選択した文末脚注からのドキュメント設定を更新]を選択します。
1つまたは複数のノートをドキュメントのデフォルトのノート設定に戻す方法
  1. [ノート]パネルで、変更するノートのタイプと範囲を選択します。
  2. 次のいずれかを行います。
    • 元に戻すノートのみのリファレンスを含むテキスト範囲を選択します。[パネル環境設定]メニューから、[選択した脚注をドキュメント設定に復元][選択したサイドノートをドキュメント設定に復元]、または[選択した文末脚注をドキュメント設定に復元]を選択します。
    • [パネル環境設定]メニューから、[脚注すべてをドキュメント設定に復元][サイドノートすべてをドキュメント設定に復元]、または[文末脚注すべてをドキュメント設定に復元]を選択します。
ドキュメントのデフォルトのノート設定をアプリのデフォルトとして保存する方法
現在のドキュメントのノート設定を工場出荷時のデフォルトにリセットする方法

ノートを別のノートのタイプに変換します

1つのタイプの既存のノートを別のタイプに変換することができます。

変換処理では、対象となるタイプの他のノートに一致させるためにノートのスタイルを変更し、ノート本文を正しい位置に移動させます。

ドキュメント内の1つのタイプのノートをすべて変換するには
  1. [パネル環境設定]メニューから、[ノートを変換]を選択します。
  2. ダイアログで、変換元と変換先のノートのタイプを設定します。
  3. [スコープ][ドキュメント全体]に設定します。
  4. [OK]をクリックします。
選択範囲内の1つのタイプのノートをすべて変換するには
  1. 次のいずれかを行います。
    • 複数のノートを変換するには、1つまたは複数のテキストフレーム、またはストーリーのテキストの全部または一部を選択します。
    • 個々のノートを変換するには、ストーリーテキストでそのリファレンスを選択するか、ノート本文の中に挿入点を配置します。
  2. [パネル環境設定]メニューから、[選択範囲を脚注に変換][選択範囲をサイドノートに変換]、または[選択範囲を文末脚注に変換]を選択します。

関連項目: