ノートについて

Affinity Publisherには、脚注、サイドノート、文末脚注の3種類のノートがあります。その種類にかかわらず、すべてのノートは2つの部分で構成されています。

脚注、サイドノート、文末脚注は ノート パネルを使用して挿入され、ウィンドウ>参照元>ノート からアクセスできます。

脚注の参照元とノート本文
2つの脚注の参照元、テキストフレームの下部にそれに対応する1行の本文。

参照元について

参照元は、数字、文字、または記号を並べた文字です。例:

ノート本文について

ノートの本文は通常、対応する参照元で使用されているのと同じ文字が接頭辞として付けられ、メインテキストの関連部分に接続します。各種ノートは、ノート本文を照合するための複数のノートの位置のオプションがあります。

脚注の本文

脚注の本文は、参照するテキストフレームの末尾に配置されます。以下を指定することができます。

サイドノート本文

サイドノート本文は、参照するテキストフレームの左側または右側に配置されます。以下のように設定することができます。

サイドノートの本文の一例
参照するストーリーの左右に交互に配置された本文のサイドノート。

脚注/サイドノートの位置に影響を与える要因

脚注/サイドノートの本文の位置は、ドキュメントのテキストを編集することで自動的に変更されることがあります。

文末脚注の本文

文末脚注の本文は、そのストーリーのすべてのテキストの最後に配置されます。文末脚注は:

文末脚注の本文の再配置前と再配置後
文末脚注の本文は、通常ストーリーの最後にあります。Affinity Publisherは、別のテキストフレームに再配置した場合、ページを追加挿入することができます。

文末脚注の本文が別のテキストフレームに移動した場合、Affinity Publisherは、適切な位置に空白のページを作成し(まだ存在しない場合)、そこにテキストフレームを作成します。後のページの左右の配置を維持するために、空白のページを追加挿入することができます。

独立したテキストフレーム内のエンドノート本文の前には、「文末脚注」の見出しが表示され、ノートパネルでカスタマイズすることができます。

文末脚注の本文の長さに関わらず、文末脚注の本文を挿入するためのテキストフレームが1つだけ自動で作成されます。この結果、テキストがオーバーセットされる場合は、フレームに合わせて文末脚注の本文を編集するか、フレームのテキストフローボタンを使用して、追加ページにリンクしたテキストフレームを作成することができます。

関連項目: