ドキュメントのインポート

Microsoft Word、Adobe InDesign、PDFドキュメントをAffinityPublisherに読み込めます。

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Affinity Publisherにおけるドキュメントのインポートは一方向のプロセスです。いったんインポートすると、元のファイルに上書きはできはせん。インポートしたドキュメントは、.afpubファイルとして保存してください。

Microsoft Wordドキュメントのインポート

DOCXファイル形式で保存されたMicrosoft Word文書は、Publisherにインポートできます。

InDesignドキュメントのインポート

Affinity Publisherでは、InDesign CS4以降で利用可能なIDML (InDesign Markup Language)形式で保存されたInDesignファイルをインポートできます。InDesignのそれ以前のバージョンでは、ドキュメントをPDFにエクスポートしてから、PDF形式をAffinity Publisherに直接インポートできます。

その結果作成されるAffinity Publisherドキュメントのdpi(インチあたりのドット数)設定は、次のように決定されます。

ドキュメントのdpi設定は、[ファイル]>[ドキュメント設定]でいつでも変更できます。

サポートされているIDML機能

IDMLファイルの次の機能は、Affinity Publisherへのインポート時に維持されます。

テキスト変数は、ページ番号付けとは別に、テキストに変換されます。

Adobe InDesign (IDML)ファイルをインポートするには:
  1. [ファイル]メニューから、[開く]を選択します。
  2. IDMLファイルを選択して、[開く]をクリックします。
  3. リンクされたリソースが見つからない場合、それらを見つけるかどうかがPublisherに表示されます。次をクリックできます。
    • [はい]: 不足しているリソースを1つずつ見つけます。
    • [リソースマネージャー]: 不足しているリソースを確認し、現時点で必要なリソースのみを見つけます。
    • [いいえ]: 何も見つけずにドキュメントを開きます。アイテムは、後で[ドキュメント]>[リソースマネージャー]を選択して見つけることができます。
  4. ドキュメントで使用できないフォントが使用されている場合、Publisherは警告を表示し、置換を行える[フォントマネージャー]へのショートカットを提供します。
Adobe PDFファイルをインポートするには:
  1. [ファイル]メニューから、[開く]を選択します。
  2. PDFファイルを選択して、[開く]をクリックします
  3. PDFオプションダイアログで、次の項目を選択できます。
    • 特定のページまたはすべてのページのインポート
    • PDFコンテンツに使用する、ドキュメントの色空間。[推定]オプションは、PDFファイルの色空間を識別して、その色空間を使用します。
    • PDFコンテンツの解像度の設定
    • 正確なデザインの再現を犠牲にしてテキストをより編集可能な状態に維持するかどうか
    • テキストを流し込めるように、別々のテキストラインを1つのテキストフレームとして扱えるようにするかどうか
    • 不足フォントを類似の代替フォントで代用

関連項目: