ペインティング
レンズフレア、雲、煙を追加してファンタジー風の構成を作成したり、スプラッターやスプレーストロークを再現してシーンをドラマチックにしたり、写真を油彩や水彩画に変えてクラッシックで時代を超えた見た目にしたりとAffinity Photo 2には多数のクリエイティブなエフェクトのためのブラシがたくさん揃っています。
使用するブラシツールに関係なく、カテゴリに分類されたブラシの印象的なセレクションが、ブラシパネルから使用できます。パネルの各カテゴリには、様々なスタイル、プロパティ、特徴を備えたブラシがあります。
最後に使用されたブラシは、次回のペイントブラシツール使用時にも記憶されています。コンテキストツールバーから特定のブラシに対して行われたブラシ設定の変更は、次回そのブラシが使用されるときにも記憶されています。つまり、すべてのブラシでコンテキストツールバー設定に対する独自のカスタマイズ内容が保持されます。変更されている場合、ブラシのコンテキストツールバー設定をリセットすれば、いつでもデフォルト設定に戻せます。
カスタムのブラシを作成すると、今後使用できるようにパネルに保存することができます。Filesアプリからブラシ(.abrおよび.afbrushes形式)を[ブラシ]パネルにドラッグアンドドロップしてインポートすることもできます。
ミラーペインティング
コンテキストツールバーの[対称]および[ミラー]オプションを使用すると、さまざまな放射状またはマンダラスタイルの対称による繰り返しパターンを作成できます。詳細については、対称とミラーをご覧ください。
デフォルトでは、ブラシツールから切り替えた後にブラシツールに戻ると、最後に使用したブラシ(変更された設定も含む)が記憶されているため、[ブラシ]パネルがそのブラシまで自動的にスクロールします。ブラシカテゴリ間の切り替えは自動的に行われます。必要に応じて、[ブラシ]パネルの設定で自動スクロール/自動切り替えをオフにできます。
ブラシ境界線をペイントするには:
- レイヤーパネルを使用して、作業するレイヤーを選択するか、新しいレイヤーを作成します。
- ツールパネルで、[ペイントブラシツール]を選択します。
- [ブラシ]パネルで、適切なブラシサムネイルを選択します。初回使用時には、デフォルトで最後に使用したブラシまたはソフトな円形ブラシに設定されます。
- コンテキストツールバーと垂直スライダーの設定を調整します。
- コンテキストツールバーまたはカラーパネルで、境界線カラーを選択します。
- ページ上で、ブラシ境界線を延長したい方向にドラッグします。
描画中のブラシ境界線を滑らかにするには:
- コンテキストツールバーで、[スタビライザ]オプションに移動して次のいずれかを選択します。
- [ロープスタビライザ]—「ロープ」を用いて境界線の端をドラッグし、境界線を滑らかにします。ロープを緩めて方向を変えることで、長さ(半径)の値を調整しながらシャープコーナーを作成することもできます。
- [ウィンドウスタビライザ]—サイズ可変のウィンドウに対して境界線の位置を平均化することで、境界線を滑らかにします。
描画による変更をやり直すには、次のいずれかを実行します。
- 取り消しブラシツールを選択し、前に描いた領域上で描画して境界線を削除します。
- [履歴]パネルで、リストをスクロールし、ペイントを取り消したい履歴エントリのカメラアイコンを選択します。もしくは、履歴リストの下にあるスライダーを使用して、左にドラッグしてストロークを元に戻すこともできます。
- 元の値に戻すピクセルの上をペイントします。
ペイント後にブラシ境界線を消去するには:
- ピクセルペルソナから、[消去ブラシ]ツールを選択します。
- (省略可能)ブラシパネルで、ペインティングに使用するブラシサムネイルを選択します。
- コンテキストツールバーと垂直スライダーの設定を調整します。
- ページ上で、ブラシ境界線を延長したい方向にドラッグします。
キーボードを使用してペイントするときにブラシノズルを回転するには:
- 左または右矢印キーをタップして、ノズルの回転を調整します。