マクロ

Affinity Photo 2は、強力で直感的なマクロの記録および再生機能([マクロ]パネルとして提供)をサポートしています。この機能を使用すると、複数の操作を記録し、それらの操作を1つのアクションとして連続的に再生できます。

マクロパネル

記録された一連のアクションが表示されているマクロパネル。

マクロについて

[マクロ]パネルでは、ガウスぼかしの適用からグラデーション塗りつぶしの追加まで、Photo内の任意の操作を記録できます。一般的なワークフロー手順を記録して1回のクリックでその手順を適用できるので、ワークフロー向けの用途では非常に便利です。また、誤って実行した操作や不要になった操作を記録内容から除外したり、再生時の設定を変更できるように特定のパラメータをユーザーに公開したりすることもできます。

マクロはローカルに保存したり(ローカルに保存されたマクロは[ライブラリ]パネルに表示されます)、共有や再インポートのために.afmacroファイル形式に書き出ししたりできます。

マクロの記録 マクロの停止 マクロの再生 マクロを記録するには:
  1. [マクロ]パネルで、[記録の開始]アイコンをクリックします。
  2. 記録する操作を実行します。マクロ操作のリストに操作が1つずつ表示されます。
  3. (省略可能) 記録に含めたくない操作があればチェックを外します(不要になった場合など)。
  4. 記録を終了したら、[記録の停止]アイコンをクリックします。
  5. (省略可能) マクロの記録を続行するには、[記録の開始]アイコンを再びクリックします。
  6. (省略可能) マクロの再生やプレビューを行うには、[再生]アイコンをクリックします。
  7. (省略可能) 特定の操作に対するパラメータを過去にさかのぼって変更するには、その操作の横にある[設定]アイコンをクリックします。これは、マクロの微調整を行ったり、バリエーション(弱、標準、強など)をすばやく作成したりする場合に便利です。
  8. (省略可能) 記録したアクションの[設定]ダイアログで、マクロの実行時にパラメータをユーザーに公開する(対話式に操作可能にする)のアイコンを有効にします。
マクロのリセット マクロ操作リストをリセット(消去)するには:
マクロをライブラリに追加 マクロを保存するには:
  1. マクロの記録が済んだら、[ライブラリに追加]オプションをクリックします。
  2. カテゴリを選択し、記録するマクロの名前を入力するように求められます。名前を入力し、[OK]をクリックします。
  3. [ライブラリ]パネルは、保存したマクロがライブラリカテゴリに含まれる場合に表示されます。
現在のドキュメントに合わせてマクロをスケーリング/整列させる方法
  1. (オプション)[ライブラリ]パネルの下部で、左側のメニューから拡大縮小オプションを選択して、マクロの描画アクションに適用します。
  2. (オプション)右側のメニューから、マクロの描画アクションを現在のドキュメントの任意の角、または中央に揃えるかどうかを選択します。
  3. 実行するマクロをクリックします。
マクロの書き出し マクロを書き出すには:
  1. マクロの記録が済んだら、[書き出し]オプションをクリックします。
  2. ファイルの書き出し用ダイアログが表示されます。マクロの書き出し先を選択し、マクロに適宜名前を付けて、[保存]をクリックします。
  3. マクロは、.afmacroファイルとして保存されます。

関連項目: