一括ジョブについて
[一括ジョブ]機能を使用すると、処理や書き出しを行うためのソースファイルを数の制限なしに指定できます。RAWファイルは自動的に現像されます。書き出しファイル形式と画像の寸法の双方を設定できます。
一括ジョブは、マクロと組み合わせて使用できます。事前に記録されたマクロをいくつでもソースファイルに適用できます。そのため、特定の操作を複数のファイルにきわめて迅速に適用できます。
一括ジョブを開始するには:
- [ファイル] メニューで、[新規一括ジョブ]を選択します。
- [ソース]リストで、[追加]を選択して、ファイルのインポート用ダイアログを開きます。
- 適切な画像ファイル(RAWファイルなど)を選択して[ソース]リストに追加し、[追加]をクリックします。
- [出力]オプションを設定(詳細については以下を参照)した後、[OK]をクリックして一括処理を開始します。
設定(環境設定)
[一括ジョブ]パネルでは、以下の設定を使用できます。
- [並列処理]—オンになっている場合、画像を(プロセッサコアまたはスレッドごとに1つ)非同期で処理できます。デュアル/クアッドコアプロセッサ構成の最新式マシンでは、処理の効率化のために、この設定をオンのままにしておくことをお勧めします。
- [出力]:
- [元の場所に保存]—新しい画像ファイルを元のファイルと同じディレクトリ内に書き込みます。使用するには、[承認]をクリックし、ルートのMacintosh HDフォルダに移動して、[承認]をクリックする必要があります。完了すると、[OK]ボタンをクリックできるようになります。一括処理のために画像を含むフォルダに移動する必要はありません。
- [元の場所に保存]—新しい画像ファイルを元のファイルと同じディレクトリ内に書き込みます。
- [保存先]:—新しい画像ファイルの書き込み先となる別のディレクトリを指定できます。
- [AFPhotoとして保存]—各ソース画像の.afphotoバージョンを書き込みます。
- [JPEGとして保存]—各ソース画像のJPEGバージョンを書き込みます。
- [PNGとして保存]—各ソース画像のPNGバージョンを書き込みます。
- [TIFFとして保存]—各ソース画像のTIFFバージョンを書き込みます。
- [OpenEXRとして保存]—各ソース画像の32ビットOpenEXRバージョンを書き込みます。
- EXRとして保存—各ソース画像の32ビットEXRバージョンを書き込みます。
- [WEBPとして保存]—各ソース画像のWebPバージョンを書き込みます。
- [JPEG-XLとして保存]—各ソース画像のJPEG-XLバージョンを書き込みます。
- JPEGXLとして保存—各ソース画像のJPEGXLバージョンを書き込みます。
- [幅]/[高さ]—ソース画像のサイズを手動で入力します。
- [縦横比]—オンにすると、ソース画像の縦横比を維持します。
- [使用可能なマクロ]—一括ジョブに追加できるすべてのマクロがカテゴリ別に表示されます。[適用]をクリックすると、現在選択されているマクロが[適用されているマクロ]リストに追加されます。
- [適用されているマクロ]—一括ジョブ内の各ソース画像に適用されるマクロのリストが表示されます。
上記の各ファイル形式に対する追加設定が可能です。詳しくは「書き出しの設定」を参照してください。