ベクターシェイプやカーブを描画する際には、ペンツールとシェイプツールを使用します。カーブやシェイプの編集は、描画時にノードツールまたはを使用して行います。
カーブは、個別の始点と終点を持つ開いたパスです。終点はノードによって定義されます。2つのノードを持つカーブをラインといいます。
ノード間のパスは、直線状(A)またはアーチ状(B)のどちらかであり、セグメントと呼びます。複雑なカーブはセグメント(C)で接続された複数のノードから作成されます。一般的に、線とカーブには境界線が適用されています。
ノードのタイプによって接続されたセグメントが制御されます。ノードには、次の3つの基本タイプがあります。
カーブを描画する際には、ノードの任意の組み合わせを使用します。また、各ノードには制御ハンドルがあります。制御ハンドルは、ノードを選択すると表示されます。制御ハンドルの長さとスロープにより、セグメントの形状が決まります。ノードはいつでも編集できます。
複数のカーブを追加できることには利点があります。たとえば、複数のカーブで塗りつぶすために奇数/偶数のワインディングを使用する場合などです。
シェイプとは、閉じたパスであり、始点や終点の区別はありません。シェイプは複数のノードとセグメントで形成されます。
シェイプツールを使用して幾何学的シェイプを簡単に作成することもできます。これらのシェイプには、円、長方形、ポリゴンなどのシェイプの迅速な作成を可能にする固有のプロパティがあります。こうしたプロパティなしには、円、長方形、ポリゴンといったシェイプを描画することは困難です。