レタッチ

レタッチテクニックは、ブラシベースのツールを利用して、カラーと色調を集中的に調整します。

前のレタッチテクニック
後のレタッチテクニック
覆い焼き(A)、焼き込み(B)、スポンジ(C)、ぼかし(D)、鮮明化(E)、ノイズ除去 - 中間値(F)および指先(G)。

調整レイヤーとは対照的に、レタッチブラシでは、選択されているピクセルレイヤーに変更を適用し、それによってレイヤー上の個々のピクセルに影響を与えます。

レタッチブラシを使用すると、画像およびピクセルレイヤーの編集において精密な作業を行うことができます。たとえば、写真内の影の領域を明るくしながら、他の領域には影響を与えないようにするには、覆い焼きブラシツールが最適です。

次のレタッチブラシを使用できます。

焼き込みブラシツール 焼き込みブラシツール

焼き込みは、ブラシ境界線の下の露出を調整して、ペイントした領域を暗くします。これは覆い焼きと反対のエフェクトになります。

覆い焼きブラシツール 覆い焼きブラシツール

覆い焼きは、ブラシ境界線の下の露出を調整して、ペイントした領域を明るくします。これは焼き込みと反対のエフェクトになります。

スポンジブラシツール スポンジブラシツール

スポンジ処理では、ブラシの下にあるカラーの彩度を増減できます。

指先ブラシツール 指先ツール

指先は、画像内のピクセルをブレンドすることのできる技法です。このブラシは、タップポイントからカラーを「ピックアップ」して、それをブラシ境界線の方向に「ドラッグ」します。

ぼかしブラシツール ぼかしブラシツール

ぼかしは、ブラシ境界線の下のピクセル間のコントラストを低減して、それによってペイントした領域のエッジをソフトにします。これはシャープとは反対のエフェクトになります。ぼかしでは、指先のように、ペイントした領域内のカラーがにじむことはありません。

シャープブラシツール シャープブラシツール

シャープは、ブラシ境界線の下のピクセル間のコントラストを増加して、それによってペイントした領域のエッジを強調します。これはぼかしと反対のエフェクトになります。

中間値ブラシツール 中間値ブラシツール

中間値ブラシツールは、ぼかしブラシの代替として使用できます。ぼかしブラシは、ブラシをかけたときにすべてのピクセルを滑らかにします。中間値ブラシは、ブラシをかけたときに線とエッジを保持します。これは、デジタルノイズを編集する別の方法として使用できます。

レタッチブラシを使用するには:
  1. [レイヤー]パネルを使用して、作業するピクセルレイヤーを選択します。
  2. 写真ペルソナから、レタッチブラシツールを選択します。
  3. このツールは、デフォルトではソフトな円形ブラシを使用します。別のブラシスタイルを使用するには、[ブラシ]パネルから選択します。
  4. コンテキストツールバーで、ブラシの値を必要な値に変更します。
  5. 画像上でドラッグして、ブラシ境界線の下にエフェクトを適用します。

関連項目: