メタデータパネルは、写真のコンテンツに関する情報を検査および編集するための多機能パネルです。
Photoペルソナでは、ヒストグラム、スコープチャート(画像の輝度/色成分を確認するためのグラフ)、およびカメラ画像のメタデータをホストします。ほとんどのメタデータはここで編集できます。
[現像]ペルソナには、写真の撮影場所に関する編集可能なGPSの位置が表示されます。
ヒストグラムは、画像、レイヤー、または現在の選択範囲に含まれる赤、緑、および青の値についての貴重な「注意喚起」を提供します。これは、カラーまたは色調の補正が必要かどうかを判断する際に便利です。
水色の値は、RGBチャンネルの重なりを示します(明度ではありません)。紫は、赤と青のチャネル表現が重なる場所を表します。
メタデータパネルでは、さまざまなチャートも提供され、これによって画像内の輝度および色成分の分布を調査し、階調またはカラーの補正が必要かどうかを判断することができます。これは、同じパネルにあるヒストグラムの代わりとして、またはヒストグラムと組み合わせて使用することができます。
メタデータパネルを使用して、新しいメタデータを画像に追加、または既存のメタデータを編集、メタデータを外部ファイルからインポート、外部ファイルに書き出しなどができます。
パネルのフィールドの内容はAffinity Photo 2ドキュメントの一部として保存され、オプションとして他の画像ファイル形式に書き出すときに含むことができます。
さらに、パネルを使用して、写真の撮影に使用されるハードウェアと撮影設定を記述するEXIFメタデータの詳細を確認できます。一部のEXIFメタデータは、Affinity Photo 2で編集可能です(Camera、Make、Model、Date shotなど)。すべてのEXIFデータを1回の操作で削除できます。
パネルのフィールドはいくつかのカテゴリに分類されています。ポップアップメニューを使用して、それらのカテゴリを切り替えます。使用できるカテゴリは次のとおりです。
各フィールドの予測される内容に関する追加のガイダンスについては、IPTC写真メタデータユーザーガイドのフィールドリファレンステーブルを参照してください。メタデータパネルの多くのフィールドはフリーフォームテキストを受け入れます。このガイドには、一般的な方法の例が含まれています。
メタデータの設定はオプションです。次のプロパティを設定することをお勧めします。
1Googleを使用して実施された画像ベースの検索では、このメタデータを表示できます。詳細については、こちらのIPTCの記事を参照してください。
組織またはクライアントに、記録する必要があるメタデータとデータの表現方法に関する、独自のガイダンスがあるかどうかを尋ねます。
[ドキュメント]メニューの[書き出し]コマンドを使用してPNG、JPEG、TIFF、PSDまたはEPSファイルを書き出すときに、パネルのすべての編集可能フィールドからメタデータを含めるには、[メタデータを埋め込む]をオンにします。
ほとんどのEXIFデータも含まれます。特に、一部のレンズ情報が省略される場合があります。
エクスポートされたPDFには、[タイトル]、[作成者]、および[キーワード]フィールドの内容が含まれます。これらのフィールドはパネルの[ファイル]カテゴリで設定できます。
RAWファイルのみ(現像ペルソナ内)、このパネルの[場所]セクションで、必要に応じてRAW画像のGPSメタデータの確認と設定を行うことができます。
GPS機能が内蔵されているカメラで撮影したRAW画像には、記録された画像の撮影場所が自動的に表示されます。それ以外のカメラの場合は、代わりにパネルから手動で画像の場所を設定できます。
使用できるオプションは次のとおりです。