複合は、ブーリアン演算を使用して、さまざまなシェイプを別々のオブジェクトから作成する柔軟性の高い手法を提供します。
オブジェクトの結合とは異なり、複合の作成は、元のデータを破壊しない処理です。つまり、複合は追加や分離をいつでも行うことができます。複合内のオブジェクトは、必要な場合には、制限なしに削除したり変更したりすることもできます。
複合内のオブジェクトは、個々の複合モードに応じて相互に作用し合います。このモードはいつでも変更できます。各モードは、選択するとリアルタイムでプレビューできます。
様々な演算を使用できます(イラストはビフォーアフター)。
[追加]—オブジェクトの領域をすべての下位オブジェクトに加えることで複合を拡大します。最下位のオブジェクトのカラーが使用されます。これがデフォルトのモードです。
[型抜き]—最下層のオブジェクトの重なり部分を削除して、複合を減らします。その他の選択オブジェクトはすべて破棄されます。
[交差]—選択されたオブジェクトと下位オブジェクトとの重なり領域のみを表示することで複合を変更します。
[中マド]—オブジェクトが下位オブジェクトと重なる領域を透明にした合成シェイプを作成することで、複合を変更します。
複合は、レイヤーパネルで、元のオブジェクトを含む複合レイヤーエントリとして作成されます。
オブジェクトは、デフォルトの追加モードを使用して、複合に含められます。