数式フィルターの概要
このフィルターを使用すると、算術式に従って変換をピクセルレイヤーに適用できます。定義済みの変数、三角法、累乗法などを使って、さまざまな歪み効果を与えることができます。また、数式にカスタム変数a、b、およびcを使用すると、それらの値をフィルターダイアログのスライダーで調節することができます。
設定
フィルターダイアログで調整できる設定は、次のとおりです。
- [座標系]—直交座標または極座標を選択します。
- [直交座標]
- [x = ]—X軸の式を入力します。
- [y = ]—Y軸の式を入力します。
- [極座標]
- [r = ]—半径の式を入力します。
- [t = ]—極の角度(theta)の式を入力します。
- [パラメータA (a)]—カスタム変数aの値を制御します。
- [パラメータB (b)]—カスタム変数bの値を制御します。
- [パラメータC (c)]—カスタム変数cの値を制御します。
- [拡張モード]—画像の境界線の外側にあるピクセルの処理方法を選択します。
- [ゼロ]—画像の境界線の外側にあるピクセルをゼロ(アルファ値)で塗りつぶします。
- [完全]—画像の境界線の外側にあるピクセルを定数(純粋な白)で塗りつぶします。
- [繰り返し]—画像の境界線の外側にあるピクセルを画像の縁のピクセルを繰り返して塗りつぶします。
- [折り返し]—画像の境界線の外側にあるピクセルを画像のコピーで塗りつぶします。位置オフセットフィルターやシームレスなテクスチャを作成する場合に便利です。
- [ミラー]—画像の境界線の外側にあるピクセルを画像のミラー化(反射)コピーで塗りつぶします。