設定
設定は、アプリ全体に適用できるさまざまなオプションで構成されています。独自の作業方法を設定するために使用できます。
一般
[取り消し回数上限]
—ドキュメントの取り消し履歴に保存するステップ数を設定します。値が大きいほどドキュメントのファイルサイズと現在のメモリ使用量に影響します。
[自動保存間隔]
—現在のドキュメントのバックアップバージョンを保存する頻度を秒単位で指定します。自動保存されたバージョンは、クラッシュや急な電源喪失(バッテリー切れ)の際に復元できます。
[言語]
—オペレーティングシステムから独立してUI言語を設定します。ポップアップメニューから選択します。
[アシスタントオプション]
—アシスタントが提供するフィードバックを構成します。詳細については、
アシスタント
を参照してください。
[通知オプション]
—ツールの変更、コンテキストツールバーアイテムの選択、Apple Pencilでのホバー(Pencil Hover機能をサポートするiPadの場合)など、アプリでの操作時に提供されるフィードバックを設定します。
[ヘルプを自動更新]
—有効になっていると、ヘルプの更新バージョンをオンラインで自動的に探してダウンロードします。
[インポート時に背景レイヤーを自動的にロックする]
—画像をインポートし、新しいドキュメントを作成する場合に、初期の
[背景(ピクセル)]
レイヤーをロックして、誤って変換されないように保護します。
[新しいコンテンツカテゴリをリンク]
—新規作成またはインポートしたコンテンツカテゴリを、デバイス上のすべてのAffinity 2アプリに自動的にリンクさせるかどうかを選択します。
[PSDテキストを(ピクセルレイヤーではなく)編集可能テキストとして読み込む]
—PSDドキュメントからテキストをインポートする際に、ラスタライズしないで、編集可能テキストとしてインポートします。有効にすると、テキストの正確さに影響する場合があります。
[HEIC深度マップを調整]
—HEIC iPhoneの縦向き画像からの深度マップにインポート時に追加のリサンプリングを適用するかどうかを設定します。
[グラデーションをディザリングする]
—バンディングを軽減するためにグラデーションにディザリングを追加します。キャンバス表示にのみ適用され、書き出しファイルには適用
されません
。
[タッチを表示]
—iPadの画面にタッチした際、指の下に青い半透明の「指紋」を表示します。スクリーンキャストや画面の録画(ビデオチュートリアルなど)に便利です。
キャッシュ画面の更新(より多くのメモリを使用)
—デフォルトで有効になっています。キャンバス周辺でズームまたはパン操作を行ったときの過渡的な画面ピクセル化の問題が軽減されます。
[外部ディスプレイに存在]
—Affinity Designerが、独立して制御可能な2番目のドキュメントビューを
外部画面
に表示するかどうかを決定します。
[Apple入力支援]
- オートコレクトや予測テキストの提案などのiPadOS機能を有効にするかどうかを決定します。
[匿名で使用状況に関する情報を送信する]
—有効にすると、Serifは製品の継続的な改善を目的として、お使いのデバイスのOS、ハードウェア、アプリの使用に関連する分析データを収集します。このデータは統計分析に使用されます。収集されるデータには、データ保護規則の対象となる個人情報は一切含まれていません。
ユーザーインターフェース
[背景グレーレベル]
—ドキュメントビューの背景(ドキュメントの背後)のグレースケールレベルを制御します。
[左利きモード]
—レイアウトを反転して、スタジオパネルを左側に、ツールを右側に配置します。
[UIを自動的に隠す]
—有効になっていると、キャンバスの端近くでブラシ操作を行うときに自動的にインターフェースを非表示にして視野を広げます。
[パンの慣性]
—有効にすると、ドキュメントビューはスクロール後に徐々に停止します。無効にすると、スクロールは急停止します。
[アイコンをモノクロで表示]
—アイコン表示をグレースケールにします。
[ステータスバーを表示]
- 有効にすると、ワークスペースの下部にステータスバーが表示され、現在のツールと使用できるコマンドコントローラ モディファイアーが説明されます。
[[取り消し]および[やり直し]ボタンの表示]
—
取り消しアイコンと
やり直しアイコンを画面の右下隅に表示します。
[テキスト(ポイント単位)]
—デフォルトで、テキストサイズがポイント単位で表示されます。
[ライン(ポイント単位)]
—デフォルトで、ライン幅がポイント単位で表示されます。
[レイヤーとグループの作成時に名前をリクエスト]
—レイヤー、グループ、またはワープグループの新規作成時に名前を付けるように求めるプロンプトを表示するかどうかを選択します。
[ブラシのプレビューを表示]
—マウスまたはトラックパッドを接続した状態で、(このオプションを有効にした場合)現在のブラシのノズルの円形プレビューを表示します。プレビューが既存のページコンテンツを不明瞭にしてしまう場合は、このオプションを無効にしてノズルプレビューを非表示にします。ブラシツールのコンテキストツールバーの
[筆圧]
が有効になっている場合、プレビューは自動的に無効になります。
[単位タイプごとの小数部]
—各ドキュメントの測定単位に使用できる小数部の桁数および度の値を制御します。
カラー
[ICCプロファイルをインポート]
—Designerで使用する独自のICCプロファイルをクラウドストレージからインポートします。
今後のドキュメントで使用できるように、デフォルトのRGB、RGB32 (HDR)、グレースケール、CMYK、およびLABのカラープロファイルを設定できます。ポップアップメニューから選択します。
[レンダリングインテント]
—画像のレンダリングインテントを選択します。ポップアップメニューから選択します。
OpenColorIO設定ファイルを選択するには、
[OCIOパッケージを選択]
をタップします。詳細については、
OpenColorIOの使用
を参照してください。
[ファイル名に基づいてOCIO変換を実行]
—DesignerによってEXRドキュメントがソースカラースペースから
scene_linear
に変換されます。このオプションが有効になっている場合、ソース色空間をEXRファイル名のサフィックスから推測できることがあります(例: "render_
acescg
.exr")。
追加のOpenEXRドキュメントインポートオプションを設定します。
画像を開くときに黒点補正を適用するかどうかを選択します。
開いたファイルの色空間を作業用の空間に変換するかどうかを選択し、これが起こったときに警告するかどうかを選択します。
作業用のプロファイルがプロファイル解除された画像に割り当てられたときに警告を受信するかどうかを選択します。
ツール
[テキスト作成時のブレンドガンマ]
—テキストオブジェクトのブレンドガンマ値を決定します。
[微調整の距離]
—レイヤーの微調整に適用されるピクセルの間隔を指定します。
[モディファイア微調整距離]
—アクティブなモディファイアによってレイヤーの微調整に適用されるピクセルの間隔を指定します。
[選択マーキーと交差するオブジェクトを選択する]
—選択マーキーの一部が現在の選択範囲と重なっている場合、現在の選択範囲にオブジェクトを追加します。
[ドキュメント間でツールを同期]
—複数のドキュメント間でツール設定を永続化します。
[すべてのツールでキャンバスの回転を許可]
—有効になっていると、2本指回転ジェスチャでキャンバスを回転できます。
[タッチジェスチャのみ]
—有効にすると、接続されたApple Pencilでのみキャンバス上のツールを使用できますが、ジェスチャは使用できます。キャンバス上を指でドラッグする際に誤ってツールを操作してしまうことを防げます。無効にすると、Apple Pencilを使っても使わなくても、すべてにタッチコントロールとジェスチャを使用できます。
[アクセシビリティのために表示ツールを有効化]
—有効にすると、ユーザーは2本の指を使用してキャンバスを操作する代わりに、[表示ツール]をオンにできます。
[移動ツールの縦横比制約]
—移動ツールを使用する際に、レイヤーの変形やスケールの動作の制約を切り替えます。次の選択ができます。
[自動(選択項目で判断)]
[常に制約]
[制約しない]
鉛筆
[テキストツールでスクリブルを許可]
—アーティスティックテキストツール、フレームテキストツール、および表ツールを使用して作成されたオブジェクトに、鉛筆を使用してテキストを書き込むことができます。(スクリブルは、iPadOSのApple Pencil設定でオンにする必要があります。)
[ダブルタップを有効にする]
—Apple Pencil (第2世代)使用時のダブルタップジェスチャを設定できます。有効にした場合、ダブルタップすると、各ツールの
[ダブルタップアクション]
設定に基づきさまざまなアクションが実行されます。
[ブラシのプレビューを表示]
—Apple Pencilのホバー機能を使用する際に、(このオプションを有効にした場合)現在のブラシのノズルの円形プレビューが表示されます。プレビューが既存のページコンテンツを不明瞭にしてしまう場合は、このオプションを無効にしてノズルプレビューを非表示にします。ブラシツールのコンテキストツールバーの
[筆圧]
が有効になっている場合、プレビューは自動的に無効になります。
[ツール]
—ダブルタップ操作を設定するツールを選択します。
[ダブルタップアクション]
—
[ツール]
設定で選択されたツールがアクティブな場合に、ダブルタップに対して実行するアクションを決定します。ポップアップメニューから選択します。すべてのツールで
[取り消し]
、
[画面サイズに合わせる]
、
[前のツール]
、および
[クイックメニュー]
のアクションを実行できます。一部のツールでは、さらに別のアクションや、選択したツールと組み合わせて使うことが多いツールも使用できます。
[筆圧]
—スプライングラフを使用して、鉛筆の入力の筆圧感度を制御します。
フォント
[インストールされたフォント]
—インポートされたすべてのフォントのリスト。
[フォントを削除]
—
[インストールされたフォント]
のリストからカスタムフォントを選択してタップすると、そのカスタムフォントを削除できます。
[フォントをインポート]
—ファイルブラウザウィンドウを起動し、ストレージからカスタムフォントをインポートできます。Filesアプリから
[インストールされたフォント]
のリストにフォントをドラッグ&ドロップすることもできます。
ショートカット
[ペルソナ]
—キーボードショートカットをカスタマイズするペルソナを選択します。
[すべてのペルソナに適用(ある場合)]
—有効にした場合、複数のペルソナで利用可能なツール/機能のキーボードショートカットをカスタマイズすると、すべてのペルソナで同じように設定されます。無効にすると、ショートカットのカスタマイズは上記のポップアップメニューで選択されたペルソナにのみ影響します。
ショートカットリスト—多くのAffinity Designerツールおよび機能のキーボードショートカットのリスト。エントリをタップして選択し、カスタマイズします。
[リセット]
—選択したツール/機能のキーボードショートカットを出荷時の設定に直ちにリセットします。
[クリア]
—選択したツール/機能のキーボードショートカットを削除します。
[すべてリセット]
—確認後、選択したペルソナのすべてのキーボードショートカットを出荷時の設定にリセットします。
リンクされたサービス
これらのオプションは、クラウドストレージからリンクされたリソースを含むドキュメントを編集するために、複数の個人用デバイスを使用する場合に使用します。
リンクされたサービス
のトピックを参照してください。
リセット
アセット、ブラシ、オブジェクトスタイル、塗りつぶし、その他多くの機能を工場出荷時のデフォルトにリセットできます。必要に応じてスイッチを設定し、
[リセット]
を選択します。
設定を行うには:
Affinityのホーム画面から
[設定]
を選択します。
キーボードショートカットをカスタマイズするには:
ハードウェアキーボードをiPadに接続します。
Affinityの設定で、
[ショートカット]
を選択します。
[ペルソナ]
を選択し、ショートカットをカスタマイズしたい機能/ツールまで、ショートカットリストをスクロールします。
機能/ツールの行をタップします。
機能/ツールに割り当てるキーまたはキーの組み合わせを押します。
関連項目:
カラーマネジメント