選択範囲に追加されるピクセルは、ページのいたる所でクリックまたはドラッグしたときに、それぞれツールの下にあるピクセルまたは隣接ピクセルのカラーによって決まります。ドラッグ操作によって選択の許容量を制御します。すなわち、選択範囲をどの程度まで広げて、カーソルの下のカラー値の似ているピクセルを含めるかを制御します。
設定
次の設定は、コンテキストツールバーから調整できます。
- [モード]—[新規]、[追加]、[型抜き]、[交差]から選択します。
- [ソース]—ソースによって、ピクセルをサンプリングするレイヤーが決まります。ポップアップメニューから選択します。
- [許容量]—ピクセルをクリックしたときに影響を受けるピクセルの範囲を設定します。許容量を低く設定した場合、クリックしたピクセルと値が非常に近いピクセルが選択されます。許容量を高く設定した場合、ピクセルの色は、クリックしたピクセルとは大きく異なることもあります。
- [隣接]—有効にすると、同じ領域内となるピクセルの範囲のみを選択します。無効の場合、分離していて、画像の別の部分となるピクセルの範囲であっても、類似のピクセルの範囲が選択されます。
- [調整]—クリックすると、[選択範囲の調整]ダイアログが表示され、高度な選択範囲設定にアクセスできます。
選択モードについて
コンテキストツールバーから利用できる4モードによって、選択範囲がどのように変わるかが異なります。
- [新規]—現在の選択範囲をすべてキャンセルして、新しい選択範囲を作成します。
- [追加]—現在の選択範囲に領域を追加します。選択範囲が設定されていない場合は、新しい選択範囲が作成されます。
- [型抜き]—現在の選択範囲から領域を除外します。
- [交差]—新しく追加した選択領域と現在の選択範囲とのオーバーラップから新しい選択領域が作成されます。