書き出し設定

PQ、HLG、BT.709などのHDRフォーマットに対応しています。

32ビットHDR PNG(PNG仕様 - 第3版)は、HDR放送画像をロスレスフォーマットで交換するために使用されます。現在、このPNGファイル形式をサポートするビデオ編集アプリが増えており、WebブラウザのGoogle Chromeもサポートしています。

このフォーマットのcICPチャンクを使用すると、画像にタグ付けしたり、さまざまなビデオ中心の色空間(プライマリ)で処理したりできるため、画像をビデオコンテンツとシームレスに統合する必要がある放送ワークフローに適しています。

WCGプライマリのフルセットを提供します(P3-D65とBTプライマリの選択肢)。

オンにすると、PNGは圧縮されず、ダイナミックレンジ全体が使用されます

オンになっている場合、書き出される画像は、ダウンロード時に最適な表示が得られるように段階的に圧縮されます。

オンになっている場合、最上位のクリップするカーブをベクトルパスに変換します。

ドキュメントのレイヤーは、書き出されたTIFF画像に保持されます。これらのレイヤーは、ファイルがAffinityアプリで開かれたときにのみ読み取ることができます。

書き出されたファイルをデバイスのデフォルトのPDFビューアで開きます。

書き出されるPDFのバージョンとタイプを設定します。ポップアップメニューから次のいずれかを選択します。

• PDF 2.0 (ISO 32000-2)
• PDF 1.7(Acrobat 8)
• PDF 1.6(Acrobat 7)
• PDF 1.5 (Acrobat 6)
• PDF 1.4 (Acrobat 5)
• PDF/X-1a:2003
• PDF/X-3:2003
• PDF/X-4

ドキュメントの現在の色空間を使用するか、選択されている色空間を使用して書き出しを行うかを選択します。ポップアップメニューから選択します。

ドキュメントの現在のカラープロファイルを使用するか、特定のカラープロファイルを使用して書き出しを行うかを選択します。ポップアップメニューから選択します。

オンになっている場合(デフォルトの状態)、選択されている(またはドキュメントの)カラープロファイルが書き出しファイルに埋め込まれます。このオプションがオフの場合、書き出しファイルにはカラープロファイルが埋め込まれません(書き出されたPDFを正確に表示するには、表示側デバイスに適切なカラープロファイルがインストールされている必要があります)。

オンになっている場合、すべての配置された画像が選択された色空間（前記の[プロファイル]オプションでの設定に従う）に変換されて書き出されます。オフになっている場合、配置された画像のインポート時の色空間が維持されます。

オンになっている場合、デザイン内のスポットカラーが、スポットカラーとして書き出されます。このオプションがオフの場合、スポットカラーは、書き出されるファイルの色空間(上記参照)内で等価のカラーに変換されます。

オンになっている場合、CMYKの黒を使用するデザイン要素は、オーバープリントに設定されます。このオプションがオフの場合、CMYKの黒の要素は、プリント時に他のカラーと同様に処理されるよう設定されます。

オンになっている場合、PDF出力には作成されたすべてのハイパーリンクが含まれます。

選択すると、PDFブックマークがPDF出力に含まれます。(Affinity Designer 2またはAffinity Photo 2でAffinity Publisher 2ドキュメントを操作するときに、主に使用されます。)

選択した場合、PDF出力には、作成されたすべてのレイヤーが含まれます（対応する設定が選択されていない限り、非表示のレイヤーを除く）。

選択した場合、非表示になっている最上位階層のレイヤーと非表示になっていない子レイヤーが、非表示レイヤーとしてPDF出力に含まれます。

オンになっている場合、PDF出力にはページの端の周辺にプリンターマークが表示されます。すべてのプリンタマークがデフォルトで追加されます。ただし、ユーザーの好みに応じて特定のタイプのプリンタマークをオフにできます。次のオプションがあります。

• 裁ちトンボ
• レジストレーションマーク
• カラーバーおよびグレースケールバー
• ページ情報

ドキュメントで使用されているフォントを処理するためのオプションを選択します。

• [曲線状のテキスト]—すべてのテキストがカーブに変換されます。これにより、結果として得られる書き出しファイルは、該当するフォントが表示側デバイスにインストールされているかどうかに関係なく、正確に表示されます。
• [すべてのフォント]—ドキュメントで使用されているフォントはすべて、書き出しファイルに埋め込まれます。これにより、結果として得られる書き出しファイルは、該当するフォントが表示側デバイスにインストールされているかどうかに関係なく、正確に表示されます。
• [一般的でないフォント]—使用されているフォントは、ほとんどのデバイスに従来インストールされているフォントではない場合に限り、書き出しファイルに埋め込まれます。書き出しファイル内の一般的なフォントをすべて表示するためには、想定されたフォントが表示側デバイスにインストールされている必要があります。
• [フォントなし]—フォントは一切書き出しファイルに埋め込まれません。書き出しファイルを正確に表示するためには、使用されているすべてのフォントが表示側デバイスにインストールされている必要があります。

オンになっている場合、埋め込みフォントには、ドキュメントで使用されているグリフのみが含まれます。このオプションがオフの場合は、ドキュメントに表示されているかどうかに関係なく、使用されているフォントのすべてのグリフが書き出しファイルに埋め込まれます。

オンになっている場合、PDFファイル形式でサポートされているすべてのデザイン機能がベクトルとして書き出されます。このオプションがオフの場合、これらの機能はその性質によって、書き出し時にラスタライズされるか、カーブに変換されます。対象となる機能は次の機能です。

• 水平または垂直に引き延ばされたアーティスティックテキスト
• 境界線が適用されているテキスト
• 線形または放射状グラデーション
• 単色以外の透明性

開くパスワードまたは権限パスワードを要求することを選択した場合に、PDFに適用される暗号化のタイプを示します。暗号化タイプは、互換性設定によって決まります。

オンにすると、PDFを開くために開くパスワードが必要になります。オフにすると、誰でもPDFを開くことができます。

[開くにはパスワードが必要です]を選択した状態で、PDFを復号して表示するために必要なパスワードを入力します。

オンにすると、PDFによる自由な操作を許可しないアクションを実行したり、PDFをAffinityドキュメントに配置したりするために、権限パスワードが必要になります。オフにすると、誰でもPDFを印刷、変更、コピー、配置できます。

[編集とプリントにはパスワードが必要です]を選択した状態で、PDFの権限パスワードを入力します。

オンにすると、誰でもPDFを開き、印刷できます。オフにすると、権限パスワードを入力した場合のみPDFを印刷できます。

オンにすると、誰でもPDFを開き、コンテンツを編集できます。オフになっている場合、PDFのコンテンツは権限パスワードを入力することによってのみ変更できます。

オンにすると、誰でもPDFを開き、PDFからコンテンツを選択してコピーできます。オフにすると、コンテンツは権限パスワードを入力することによってのみコピーできます。

書き出されるファイル形式のバージョンを決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• 2000-2002
• 2004-2006
• 2007-2009
• 2010-2012
• 2013-2016
• 2018+

AffinityオブジェクトとレイヤーがDWG/DXFレイヤーにどのようにマッピングされるかを決定し、書き出された項目がどのDWG/DXFレイヤーに属するかを決定します(DWG/DXFフォーマットでは、レイヤーを入れ子にすることができないため、書き出されたレイヤーはすべて結果ファイルの最上位レベルになります)。

Affinityのレイヤースタックの一番上にあるオブジェクト、つまりAffinityのレイヤーに属さないオブジェクトは、書き出されたDWG/DXFファイルのレイヤー0に常にマッピングされます。

最上位レベルの名前のないAffinityレイヤーのオブジェクトは、常にレイヤー0にマッピングされます。

ネストされた名前のないAffinityレイヤー上のオブジェクトと、名前のあるAffinityレイヤー上のオブジェクトは、どんなに深くネストされていても、次のオプションのどれが選択されているかに従ってマッピングされます:

• [なし]—オブジェクトはレイヤー0にマッピングされます(Affinityドキュメントは単一のレイヤーにフラット化されます)。
• [最上位レベルのみ]—オブジェクトは最上位レイヤーにマッピングされます。ネストされたレイヤーは空になり、書き出されたファイルには含まれません。
• [任意]—名前の付いたAffinityレイヤー上のオブジェクトは、最も近い名前の付いた包含レイヤーにマッピングされます。名前のないレイヤー上のオブジェクトはレイヤー0にマッピングされます。
• [名前付きの任意]—オブジェクトは最も近い名前付き包含レイヤーにマッピングされ、レイヤーがない場合はレイヤー0にマッピングされます。

DWG/DXFがサポートしていない、グラデーション塗りつぶしが適用されたオブジェクトの境界線に対する処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [単純化]-単純化された勾配を適用します。
• [塗りつぶしで置き換え]—グラデーションを、グラデーションの最初のストップの色の塗りつぶしで置き換えます。
• [無視]—境界線を出力から取り除きます。

グラデーション塗りつぶしが適用されているオブジェクトの塗りつぶしの処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [単純化]-単純化された勾配を適用します。
• [塗りつぶしで置き換え]—グラデーションを、グラデーションの最初のストップの色の塗りつぶしで置き換えます。
• [無視]—出力から塗りつぶしを取り除きます。

DWG/DXFがサポートしていないビットマップ塗りつぶしが適用されたオブジェクト境界線に対する処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [塗りつぶしで置き換え]—境界線を中間グレーの塗りつぶしで置き換えます。
• [無視]—境界線を出力から取り除きます。

DWG/DXFがサポートしていないビットマップ塗りつぶしが適用されたオブジェクトの塗りつぶしに対する処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [塗りつぶしで置き換え]—ビットマップ塗りつぶしを中間グレーの塗りつぶしで置き換えます。
• [無視]—出力から塗りつぶしを取り除きます。

DWG/DXFがサポートしていない、筆圧プロファイルが適用されたオブジェクト境界線に対する処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [展開]—その筆圧プロファイルで境界線を展開します。展開された境界線は、hatchとしてエクスポートされます。
• [無視して固定]—境界線から筆圧プロファイルを削除します。ライン重みはDWG/DXFの最大値2.11 mmに固定されます。

DWG/DXFがサポートしていない2.11 mmを超える線幅のオブジェクト境界線に対する処理を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [展開]—境界線を展開します。展開された境界線は、hatchとしてエクスポートされます。
• [固定]—ライン重みを最大2.11 mmまで固定します。

破線パターンを持つオブジェクト境界線に対する処理を決定します。DWG/DXFは破線パターンをサポートしていますが、DWG/DXFの破線はAffinityのように線の太さに応じて自動的に拡大縮小されません。利用可能なオプションは以下の通りです:

• [保持]—破線パターンに近づけます。
• [展開]—破線境界線を展開します。破線はhatchとしてエクスポートされます。
• [連続線にする]—破線は無視され、書き出されたカーブに連続線が適用されます。

例えば、最大2.11mmに固定されたときなど、書き出されたカーブに線の太さの調整が行われたときの処理を決定します。

有効にすると、Affinityのように破線の長さが自動的に調整されます。無効にすると、AutoCADの動作と同じように、破線は同じ長さになります。

有効にすると、描画スケールが優先されます。例えば、1:10の描画スケールで幅1インチの長方形は、幅10インチで書き出されます。

Affinityドキュメントは、同じドキュメント内で複数の図面スケールをサポートしていますが、これはDWG/DXFファイルではサポートされないため、最初の/共通の図面スケールのみが適用されることに注意してください。

オンになっている場合、書き出しファイルは、一部の機能をサポートしていない他のアプリとも互換性があります(ファイルサイズが増加する場合もあります)。このオプションがオフの場合、書き出しファイルは他のアプリでは読めない可能性があります(画像内で使用されている機能によります)。

オンになっている場合、書き出しファイルは可能な限り圧縮されますが、他のアプリでは読めない可能性があります。このオプションがオフの場合、書き出しファイルは圧縮されません。

これを選択すると、書き出しファイルのレイヤーの内容がラスタライズされます(レイヤー構造は維持される)。このオプションがオフの場合、書き出し時にラスタライズは行われません。

この設定は、この特定のプロジェクト属性を書き出す方法について2つの戦略を提供します。ポップアップメニューから選択します。

• [精度を維持]—リストに表示されている属性は、意図されたデザインを保持するためにラスタライズされます。
• [編集可能性を維持]—リストに表示されている属性は、編集を容易にするために元の設定で書き出されます。

この設定は、この特定のプロジェクト属性を書き出す方法について2つの戦略を提供します。ポップアップメニューから選択します。

• [精度を維持]—リストに表示されている属性は、意図されたデザインを保持するためにラスタライズされます。
• [編集可能性を維持]—リストに表示されている属性は、編集を容易にするために元の設定で書き出されます。

この設定は、この特定のプロジェクト属性を書き出す方法について2つの戦略を提供します。ポップアップメニューから選択します。

• [精度を維持]—リストに表示されている属性は、意図されたデザインを保持するためにラスタライズされます。
• [編集可能性を維持]—リストに表示されている属性は、編集を容易にするために元の設定で書き出されます。

この設定は、この特定のプロジェクト属性を書き出す方法について2つの戦略を提供します。ポップアップメニューから選択します。

• [精度を維持]—リストに表示されている属性は、意図されたデザインを保持するためにラスタライズされます。
• [編集可能性を維持]—リストに表示されている属性は、編集を容易にするために元の設定で書き出されます。

この設定は、この特定のプロジェクト属性を書き出す方法について2つの戦略を提供します。ポップアップメニューから選択します。

• [精度を維持]—リストに表示されている属性は、意図されたデザインを保持するためにラスタライズされます。
• [編集可能性を維持]—リストに表示されている属性は、編集を容易にするために元の設定で書き出されます。

オンになっている場合、テキストは前の行を基準にして配置されます(そのため、生成されるファイルのサイズが小さくなり、ファイル構造が単純化されます)。このオプションがオフの場合、テキストは絶対座標を使用して配置されます

オンになっている場合、書き出しファイル内のカラーは、RGB 16進数値として表現されます(そのため、ファイルサイズは減少しますが可読性も低下します)。このオプションがオフの場合、カラーは標準的なRGB値として書き出しされます。

オンになっている場合、変換されたオブジェクトは書き出しファイル内で「固定」されます。これにより、各アプリによるファイルの表示がより正確になります。このオプションがオフの場合、オブジェクトはそれまでと同様に動的に変換されるので、編集の柔軟性が高まります。

オンになっている場合、ラスタライズされた領域は、エッジをよりスムーズかつシャープにするために、ビットマップで塗りつぶされたベクトルシェイプに変換できます。ただし、この処理は一部のアプリケーションではサポートされていません。このオプションがオフの場合、各オブジェクトは、単独の要素として書き出しファイル内に存在することになります。

オンになっている場合、書き出しファイルには、画像の表示ボックスを定義する座標と寸法が含められます。このオプションがオフの場合、書き出しファイルには表示ボックスが一切含まれなくなります。書き出し領域は、表示ボックスを定義するために使用されます。

オンになっている場合、書き出しファイル内のコードは人が見て理解しやすいように最適化されます。このオプションがオフの場合、画像はコードが1つの行になった状態で書き出されます。これにより、ファイルサイズがかなり小さくなります。

オンにすると、書き出しファイルはEMF形式になります。オフにすると、書き出しファイルはWMF形式になります。

オンにすると、コンテンツの周囲の透明領域が書き出されたファイルに表示されません。チェックを外すと、透過領域が保持されます。

書き出されるPostscriptファイルのバージョンを設定します。ポップアップメニューから選択します。

オンになっている場合(デフォルトの状態)、書き出されるファイルは、ファイルサイズができるだけ小さくなるように圧縮されます。

これはOpenColorIOに依存します。有効な構成で、書き出し中にファイル名を追加すると、シーンの線形からその色空間に変換されます。たとえば、OCIO構成に有効な色空間としてリストされている場合は、ファイルにoutput acescg.exrという名前を付けてACEScgに変換します。

OpenEXR形式に書き出す場合、接辞付きのレイヤー(レイヤー名の後に.RGBまたは.RGBAなど)を変換して、マルチチャンネルデータに戻します。

タイプを確認できないチャネルも、単一の輝度ベースのチャネルとして書き出します。

画像チャネル(RGBAなど)を16ビット(半精度)でエンコードするか、32ビット(単精度)でエンコードするかを選択します。

空間チャネル(XYZなど)を16ビット(半精度)でエンコードするか、32ビット(単精度)でエンコードするかを選択します。

その他の/未確認のチャネルを16ビット(半精度)でエンコードするか、32ビット(単精度)でエンコードするかを選択します。

オンにすると、より最新でロスレスのWebP圧縮アルゴリズムが使用されます。