一般設定
書き出しダイアログでは、次の一般設定を調整できます。
- [フォーマット]—書き出しされるファイルの形式サムネイルを選択します。書き出し形式としては、PNG、JPEG、GIF、TIFF、PSD、PDF、SVG、EPS、EXR、およびHDRがあります。
- [プリセット]—選択されているファイル形式に対してあらかじめ定義された書き出しオプションを設定します。ポップアップメニューから選択します。
このポップアップメニューには、デフォルトのアプリケーションプリセットのほか、カスタムプリセットも含めることができます。
- [領域]—ドキュメント全体を書き出すのではなく、任意のドキュメントアートボードか、現在選択されているオブジェクトを書き出しできます。後者の場合、[背景の選択]または[背景なしの選択]のオプションを使用して、背景をオブジェクトと一緒に書き出すかどうかを指定できます。
描画されたスライスまたは特定のレイヤーを書き出すには、書き出しペルソナを使用します。
- [書き出しペルソナによって非表示になっているレイヤーを書き出ししない]—オンにすると、書き出しペルソナ内で非表示になっているレイヤーは、たとえページ上に表示されていても書き出しファイルから除外されます。このオプションがオフの場合、ページ上の(上記で選択されている領域内にある)すべてのオブジェクトは、書き出しペルソナで非表示であるかどうかに関係なく、書き出しされます。
- [裁ち切りを含める]—オンになっている場合、[新規ドキュメント]ダイアログ(または[ドキュメント設定])で設定されている裁ち切りがPDF出力に含められます。
- [その他]—選択されているファイル形式の詳細設定にアクセスします。これらの設定の詳細については、書き出しオプションパネルに関するトピックをご覧ください。
追加の設定
PNG、JPEG、GIF、TIFF、EXR、およびHDRファイル形式の場合:
- [サイズ]—デフォルトでは、画像の本来の寸法が表示されます。値を入力すると、書き出される画像に別の幅および高さが設定されます。
[縦横比をロック]—オンになっている場合(デフォルトの状態)、画像の本来の縦横比が維持されます。このオプションがオフの場合は、書き出される画像の幅と高さを個別に設定できます。
- [リサンプル]—書き出し時に画像をアップサンプリングまたはダウンサンプリングする場合に使用するリサンプリング方法を選択します(以下のメモを参照)。
JPEGファイル形式の場合:
- [品質]—書き出しされる画像で結果として得られる品質を設定します。品質を高くすると、結果として得られるファイルのサイズがかなり大きくなる場合があります。
SVGファイル形式の場合:
- [フォントを非依存にするためにテキストをカーブとして書き出し]—オンにすると、結果として得られるファイル内のテキストはカーブとして描画されます(そのため、使用フォントがインストールされていないデバイスで表示しても、意図したとおりに正確に表示されます)。このオプションがオフの場合(デフォルトの状態)、テキストはテキストとして書き出しされ、そのテキストを正確に表示するためには、表示側デバイスに使用フォントをインストールしておく必要があります。
PDF、SVG、およびEPSファイル形式の場合:
- [ラスターDPI]—このオプションを使用すると、書き出し時にラスタライズされるエフェクトのラスタライズ処理に適した解像度を選択できます。
EPSファイル形式の場合:
- [PostScriptレベル]—書き出しされるPostscriptファイルのバージョンを設定します。ポップアップメニューから選択します。
TIFFファイル形式の場合:
- Affinityレイヤーの保存—ドキュメントのレイヤーは、書き出されたTIFF画像に保持されます。
PDFファイル形式の場合:
- [完了時に書き出しをプレビュー]—オンにすると、書き出されたPDFが現在割り当てられているPDFビューアで自動的に開かれます。