マスターページの切り離しとリンク

マスターページが適用されている場合、通常、ターゲットページ上のピクチャーフレームとテキストオブジェクトの内容だけが編集できます。継承されたオブジェクトの変換など、その他の操作は、マスターページを切り離すかリンクすることを選択しない限り、制限されます。

切り離しを行うと、マスターページとその要素との間の接続が切断されるため、フレームやその他のオブジェクトを変換したり、フレームのプロパティを変更したり(列数の変更、フレームストロークの追加など)できます。

リンクすることで、マスターページを適用したページから直接編集することができます。これにより、マスターページと、それが適用されている他のページが更新されます。

あるいは、適用されたマスターページをロックして、ターゲットページ上のオブジェクトがまったく編集できないようにすることもできます。

マスターページを切り離す
プレースホルダーフレーム(茶色)を含むマスターページ(上)。印刷ページ(下)には、サイズ変更やフレームのプロパティ調整ができるようにフレームを切り離した状態(緑色)と、編集されたコンテンツを含むテキストフレーム(青色)が表示されます。
移動ツールマスターページを切り離す、またはリンクするには:
  1. [レイヤー]パネルでマスターページのエントリを選択します。(例:'マスターA - 2ページ')。
  2. [移動ツール]を選択した状態で、コンテキストツールバーの[編集]オプションを選択します:
    • 切り離し—継承されたコンテンツへの変更は、現在のページ/スプレッドにのみ影響します。マスターページや適用されている他のページは影響を受けません。
    • リンク—継承されたコンテンツに対する変更は、マスター ページと、それが適用される他のページにも影響します。
  3. ドキュメントビューの上部にあるバーで[終了]を選択し、編集を実行します。適用されたマスターページは、デフォルトの「フレーム内容の編集」動作に戻ります。
ロック/ロック解除 適用されたマスターページをロックするには:

[レイヤー]パネルで、次のいずれかを行います。

関連項目: