適切に構造化された興味深いページレイアウトの作成を容易にするために、印刷も書き出しもされないグリッドを表示することができます。
グリッドは、オブジェクトの配置に役立つように画像上にオーバーレイ表示されます。デフォルトではグレーで表示されますが、好きな色を選択できます。
グリッドは、適用されたマスターページまたはスプレッドグリッド設定にデフォルト設定されていますが、[グリッドとスナップ軸]ダイアログの([表示]>[グリッドと軸])で、ページと見開きページを選択して設定を微調整することで、上書きすることができます。必要に応じて、マスターページを使用しない個々のページまたはスプレッドにグリッドを適用できます。
グリッドには、[自動]または[固定]があります—前者(デフォルト)は、ズームイン/ズームアウト時にグリッドの下位区分の間隔を変更し、後者はグリッド間隔が(ズームレベルに関わらず)常に一定になります。
グリッドが最も効果を発揮するのは、スナップと組み合わせた場合(特に、[グリッドにスナップ]オプションが有効な場合)です。任意のドキュメント単位でグリッドを表示できます。また、ルーラーを使用すれば(オンにした場合)さらに便利です。
[ズームツール]が選択されている状態で、次のいずれかを行います。
どのズームレベルでも、グリッドは、グリッド下位区分にさらに分割されたグリッド「ブロック群」として表示されます。
グリッドをすばやく簡単に設定するために、複数あるグリッドプリセットのいずれかを作業の進め方(UIのデザイン、画像の配置など)に応じて選択できます。
オプションはすぐに適用されます。
カスタムプリセットはすぐに適用されます。
大きな倍率レベルで画像を操作し、不定の量でズームする場合、ピクセルグリッドは便利な視覚補助として機能します。ピクセルアートやオブジェクトの詳細の操作は、その使用例のほんの一例にすぎません。異なるグリッドの色は、画像内の色の変化がほとんどない場合の作業にも役立ちます。