Affinity Publisherでは、印刷物で使用されているテキストから、トピックと呼ばれるキーワードのインデックスを作成できます。インデックスを使用すると、これらのキーワードとその参照ページ番号を検索できます。
インデックスを作成することで、レポートやマニュアルなどの長い印刷物は読みやすくなります。Affinity Publisherでは、印刷物全体に挿入するインデックスマークに基づいて、メインエントリとサブエントリのインデックスを作成できます。通常、インデックスは印刷物の最後に配置され、インデックスエントリと関連する参照によって構成されます。
インデックスが生成されると、少なくとも1つのリファレンスを含むすべてのトピックがアルファベット順に一覧表示されます。トピックごとに、全ページの中でそのトピックを参照するページ番号(ページ番号/全ページ)がインデックスに一覧表示されます。インデックスには、読者に関連トピックの参照を提案するためのクロスリファレンスが含まれる場合もあります。
インデックスを挿入すると、インデックス固有のテキストスタイルが作成され、自動的に適用されます。これらのスタイルは、[テキストスタイル]パネルでカスタマイズできます。
このパネルの[インデックス]スタイルと[インデックスエントリ]スタイルは「親」スタイルです。これらの親スタイルを使用すると、それぞれインデックス全体、またはインデックスエントリのみに書式設定を適用できます。インデックスセクションの見出しの段落スタイルは、エントリを構成する大きな文字と数字に影響します。
一連の段落スタイルは、インデックス内に存在するサブトピックのレベルの数に応じて作成されます (例: [インデックス エントリ 1]、[インデックスエントリ 2]、[インデックスエントリ 3]など)。これにより、ネストされたインデックスエントリの各レベルに、[インデックスエントリ]や他の「上位レベル」のインデックスエントリとは異なる形式を設定できるようになります。たとえば、サブトピックのエントリをトップレベルのトピックよりも小さなフォントサイズで表示することを選択できます。
[インデックスエントリのページ番号]と[インデックスエントリ番号の区切り文字]の文字スタイルを使用すると、インデックスエントリにある特定の詳細 (インデックスパネル上にある[ラベルとセパレータ]オプションによってエントリに追加されるテキストのこと)を [インデックスエントリ]の親スタイルから逸脱させることができます。たとえば、ページ番号/範囲とそれらの間の句読点をトピック名とは異なる色で、また互いに異なる色にしたい場合があります。
さらに、インデックスエントリ内の相互参照テキストにあるさまざまなコンポーネントは、[インデックス相互参照]、[インデックス相互参照ラベル]、および[インデックス相互参照トピック]の文字スタイルを使用してカスタマイズできます。
[テキスト]メニューの[インデックス]セクションから、インデックスの挿入、インデックスマークの挿入、インデックスの更新、インデックスマークの表示/非表示を設定できます。
もしくは、[インデックス]パネルから、インデックスの挿入、トピックとマークの追加、編集、削除、インデックススタイルの更新、インデックスエントリの検索、インデックスコンテンツを更新できます。
[テキスト]メニュー、または[インデックス]パネルからインデックスマークを作成して、印刷物テキストに挿入できます。このパネルでは、インデックスマークを参照し、インデックスマークとトピックの追加が完了したら、インデックスを生成することもできます。
通常、Affinityはインデックストピックを文字通りのトピック名で並べ替えます。そのため、例えばAやTheで始まるトピック名は、インデックスでそれぞれAやTの下に表示されることになります。
別の[並べ替え]テキストを指定することで、個々のトピックのデフォルトの順序を上書きできます。たとえば、トピック名がThe Great Wall of Chinaの場合、トピックの[並べ替え]設定にGreat Wall of Chinaと入力すると、このトピックはインデックスのGの下に表示されるようになります。
インデックスが挿入された状態で行います。
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[インデックス]パネルで以下の操作を行います。
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[インデックス]パネルで、次のいずれかを行います。
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