データマージレイアウトツール
[データマージレイアウトツール]を使用すると、データマージ中に新しいページが作成される際に繰り返されるグリッドレイアウトをページに描画できます。データレコードは、各グリッドレイアウトのセルのフィールドにページごとに順番にマージされます。
このツールの使用は、データマージではオプションであり、Nアップ印刷レイアウトを作成することを目的としています。データは、繰り返しレイアウトを使用せずに、印刷ページに直接追加されたフィールドにマージすることもできます。
設定
次の設定は、コンテキストツールバーから調整できます。
- [セルサイズを保存]―オフにすると、グリッドレイアウトサイズに応じてセルサイズが変化します。オンにすると、グリッドレイアウトを描画した後、固定の[セル幅]と[セル高さ]を指定できます。特定のセルサイズを念頭に置いている場合は、後者を使用してください。
- [余白]―各グリッドセルの周囲にバッファとなる隙間を指定します。
- [行数]―グリッドレイアウトの行数を設定します。
- [列数]—グリッドレイアウトの列数を設定します。
- [レコードオフセット]―マージ時に開始するデータレコードをオフセットします。たとえばオフセット値1を使用すると、最初のレコードではなく2番目のレコードから開始できます。
- [レコードの前進]―デフォルトでは次のレコードが取得されます(前進 = 1)が、前進値を>1に設定するとレコードをスキップできます。たとえば値が5の場合、5番目、10番目、および15番目のレコードのみを取ります。値を0に設定すると、マージ後の最初のページのグリッドレイアウトの各セルの最初のレコードが繰り返され、2番目のグリッドレイアウトに2番目のレコード追加されます。たとえば、同一レコードの宛名ラベルのページ全体にこれを使用します。
- [レコードの起点]―レコードの結合元となるグリッドの開始位置を設定するアイコンを有効にします。たとえば、両面シートの場合、背面シートのセルは、前面と正しく一致するように(右下のセル設定を使用して)右から左に整理する必要があります。
- [レイアウト順序]―アイコンを有効にして、レコードが行数から列数(列1-行1、列1-行2、列2-行1など)または列数から行数(列1-行1、列2-行1、列1-行2など)の順序でグリッドに入力されるようにします。
- [レコード順序を表示]―グリッドレイアウトの上に矢印を重ねて、[レイアウト順序]の設定に従ってレコードの流れを示します。
作成されたデータエリアは編集できます。
- [セル幅]―ツールとグリッドが選択されている場合、グリッドレイアウト内のすべてのセルの幅を特定のサイズ(名刺の寸法など)に設定します。
- [セル高さ]―選択したグリッドレイアウトのすべてのセルの高さを設定します。