プレフライト

Affinity Publisherのプレフライトチェック機能を使用すると、ドキュメントを意図したとおりにエクスポートまたは印刷できます。プレフライトチェックは背景プロセスとして実行され、必要に応じて出力前に実行するか、継続的に「ライブ」で実行できます。

プレフライト

プレフライトパネル。

プレフライトでは、ファイルの内容にエラーがないかチェックされ、ファイルが印刷またはエクスポートできる状態であることを確認します。

プレフライト通知

プレフライトが有効になっている場合、ドキュメントで警告またはエラーが検出されると、ステータスバーのベル型のプレフライトインジケーターが変化します。インジケーターの色は、プレフライトのステータスを示します。

プレフライトインジケーターが赤色のときにマウスカーソルを重ねると、プレフライトで見つかったエラーの数がわかります。インジケーターをクリックすると、[プレフライト]パネルに直接移動します。

プレフライトプロファイルの編集

[プレフライト]パネルではデフォルトのチェック設定が使用されますが、これらはカスタマイズできます。[プレフライト]パネルの パネル環境設定 [プロファイルを編集]機能を使用すると、必要に応じてプレフライトチェックを変更できます。パネルでは、プレフライトの問題の重大度レベルを制御し、プレフライトの警告とエラーをトリガーする値としきい値を設定し、プレフライトで埋め込みドキュメントが動作する方法を制御できます。

エラーと警告

[プレフライト]パネルには、検出された警告とエラーのすべてのリストが表示され、ファイル内の特定のエラーを確認して修正できます。リストされるエラーのタイプは、パネルのプレフライトプリセットの設定方法によって決まります。エラーは、重大度を示すために色分けされています。

プレフライトの警告とエラーの全リストは次のとおりです。

パネル内で問題をダブルクリックすると、ファイル内のその場所に移動します。特定の問題タイプの横にある[修正]ボタンを使用すると、問題をすぐに修正できます。

有効にすると、プレフライトは印刷およびエクスポート時に再度実行されます。ファイルにエラー(警告ではない)がある場合、エクスポートを中止し、[プレフライト]パネルに移動してエラーの確認を促すダイアログが表示されます。

プレフライトユーザーコメント

印刷物内のオブジェクトにプレフライトユーザーコメントを追加して、印刷またはエクスポート前のカスタムチェックを作成できます。これには、次の機能を含む多くの用途があります。

追加されたユーザーコメントは、後でチェックできるように[プレフライト]パネルにリストされます。

プレフライトパネルにアクセスするには:

次のいずれかを行います。

パネル環境設定 プレフライトプリセットを作成するには:
パネル環境設定 プレフライトのプリセットを保存するには:
裁ち落としハザードのセーフゾーンエッジを変更するには:
プレフライトを有効にして、問題をチェックするには:
エラーのチェックを無効にするには:
問題をすぐに確認するには:
問題に関する詳細情報を表示するには:
ファイル内で問題マークが付いたオブジェクトを表示するには:
ファイルの問題を自動的に修正するには:
プレフライトユーザーコメントを設定するには:
  1. オブジェクトをクリックして、[プレフライトコメント]>[設定]を選択します。
  2. [プレフライトコメント]テキストボックスにコメントを入力し、[OK]を選択します。
プレフライトユーザーコメントをクリアするには:
  1. オブジェクトをクリックして、[プレフライトコメント]>[クリア]を選択します。

関連項目: