画像サイズの変更(スケーリングとリサンプリング)

Affinity Photo 2には、ドキュメントまたは画像のピクセル寸法およびプリント解像度を変更するオプションがあります。

画像の「サイズ」は、スケーリングまたはリサンプリングによって変更できます。これらは個別に行うことも同時に行うこともできます。

スケーリング

スケーリングは、特定のプリント解像度を画像のメタデータに埋め込んで、指定のDPI(例: 300dpi)でのプリントが強制的に行われるようにします。画像のピクセル寸法は影響を受けません。

リサンプリング

リサンプリングでは、次のいずれかが行われます。

画像のリサンプリングを行う際には、次のオプションがあります。

リサンプリングは、次の目的で実行されることがあります。

その他 画像をスケーリングするには:
  1. [ドキュメント]メニューから、[サイズ変更]を選択します。
  2. コンテキストツールバーで[サイズ変更][ドキュメント]に設定されていることを確認します。
  3. 絶対サイズ [リサンプル]を無効にします。
  4. DPI [DPI]を変更して、ドキュメント印刷時の1インチあたりのプリントピクセル(ドット)数を制御します。本格的なプリントでは、大きな値を設定します(例: 300dpi)。
  5. チェックボックスをタップしてサイズ変更を行います。

この手順は画像のメタデータのみに影響を与えるので、ページ上の画像に変化が見られることはありません。

その他 画像をリサンプリングするには:
  1. [ドキュメント]メニューから、[サイズ変更]を選択します。
  2. コンテキストツールバーで[サイズ変更][ドキュメント]に設定されていることを確認します。
  3. 絶対サイズ [リサンプル]を有効にします。
  4. (省略可能)測定単位を変更する場合は、[単位]メニューで別の測定単位を選択します。
  5. 幅 高さ [幅]または[高さ]スライダーを使用してドキュメントの寸法を調整します(どちらを調整しても、デフォルトではドキュメントの元の縦横比が維持されます)。幅と高さを個別に変更するには、スライダーを使用する前に、コンテキストツールバーでロックアイコンを無効(ロックを解除)にします。
  6. DPI [DPI]を変更して、ドキュメント印刷時の1インチあたりのプリントピクセル(ドット)数を制御します。本格的なプリントでは、大きな値を設定します(例: 300dpi)。
  7. ポップアップメニューから[リサンプル]の方法を選択します。
  8. チェックボックスをタップしてサイズ変更を行います。

関連項目: