スタックを使用した露出の合成

露出の合成では、意図的に異なる露出レベルで撮影した画像を1つに合成して、ダイナミックレンジの高い画像を生成します。このような手法が必要になるのは、撮影した画像の領域がハイコントラストになり、その解決策として別の露出で撮影した領域と合成したい場合です。

露出の合成をHDR合成と混同してはいけません。露出の合成では、HDR画像の作成やHDRのトーンマッピングの適用を行うことなく画像を合成します。すばやく生成することができ、ほとんどの場合、より自然な結果になります。

露出01

露出02

最終露出

撮影のヒント

撮影時に考慮すべき点は次のとおりです。

スタックモード 露出の合成スタックを作成するには:
  1. [ファイル]メニューから、[新規スタック]を選択します。
  2. ダイアログから[追加]をクリックし、画像を探して選択します。[開く]をクリックして、画像をスタックリストに追加します。
  3. [OK]をクリックします。
  4. [レイヤー]パネルで、ライブスタックグループレイヤーの[スタックモード]ポップアップメニューから[平均値]または[中点値]スタックモードを選択します。

関連項目: