レンズ補正
画像内のラインを傾き補正および整列することで、さまざまなタイプのレンズゆがみを修正します。
この調整は、現像ペルソナのレンズパネルで使用できます。適切なレンズプロファイルが自動で適用されます(可能な場合)。手動で選択することもできます。
Photoペルソナでは、レンズ補正フィルターを適用して、カメラとレンズプロファイルを手動で選択することができます。
修正できる問題のタイプは次のとおりです。
- バレルまたはピンクッション歪み
- 不適切な縦パースや横パース
- 水平線の傾き
設定
現像ペルソナで調整できる設定は次のとおりです。
- [レンズプロファイル]—Affinity Photo 2のレンズ補正データベースでサポートされているレンズの場合、ゆがみ補正が自動的に適用されます1。手動でプロファイルを選択できます。ただし、補正を適用したくない場合は、このオプションをオフにできます。
- [ゆがみ]—ゆがみの強度(およびタイプ)を制御します。バレルゆがみ(直線のエッジが外側に湾曲)を除去するには、スライダーを左にドラッグします。ピンクッションゆがみ(直線のエッジが内側に湾曲)を除去するには、スライダーを右にドラッグします。
- [水平]—画像の横パースを制御します。水平方向のラインどうしが平行になるまでスライダーをドラッグします。
- [垂直]—画像の縦パースを制御します。垂直方向のラインどうしが平行になるまでスライダーをドラッグします。
- [回転]—画像の角度を設定します。スライダーを左にドラッグすると、反時計回りに回転します。右にドラッグすると、時計回りに回転します。
- [スケール]—中心を基準にして画像のサイズを設定します。これは、上記の各設定の適用後に現れる不要な透明領域を除去する場合に便利です。
1 [現像アシスタント設定]で選択されている設定によって決まります。
次のレンズ補正の設定は、[フィルタ]>[歪曲]>[レンズ補正]から調整できます。
- [カメラ]—補正するカメラを選択します。
- [レンズ]—レンズ補正を手動で適用するためのレンズプロファイルを選択します。リストの内容は、カメラに適合するレンズによって異なります。
- [焦点距離]—補正する焦点距離を設定します(50mmなど)。
レンズプロファイルを手動で検索するには:
- [レンズプロファイル]ポップアップメニューで、次のいずれかを行います。
- [すべて]を選択し、レンズプロファイルデータベースをスクロールして検索します。
- レンズのブランドまたはその他の詳細(例:35mm)を検索バーに入力して、リストをフィルタリングします。
- 「(なし)」または現在選択されているプロファイル名が表示されたテキストをクリックし、レンズのブランドまたはその他の詳細(例:35mm)を入力して、リストをフィルタリングします。
- 最近別の写真の現像に使用したプロファイルがある場合は、[最近使用したもの]を選択します。
- レンズをお気に入りとしてマークしている場合は、[お気に入り]を選択します。
- [現像アシスタント設定]がプロファイルを自動選択するように設定されていない場合は、[検出済み]を選択して、画像ファイルで特定されたレンズプロファイルを表示します(存在する場合)。
レンズプロファイルを手動で適用するには:
- 関連するプロファイルを検索します。
- プロファイルの行を選択して、画像にどのような影響を与えるかを確認します。
- プロファイルの行をダブルクリックするか、またはポップアップメニューの外側をクリックします。
レンズプロファイルをお気に入りとしてマークするには:
- 関連するプロファイルを検索します。
- プロファイルの名前の右側にあるハート形アイコンをクリックして、色が塗られた状態にします。