情報パネルは、サンプラーを使用した連続的なデータの読み取りを可能にします。こうしたデータのサンプリングは、カーソルの現在位置または設定したターゲット位置から行うことができます。
追跡されるデータのタイプは次のとおりです。
このパネルを使用すると、カーソルの下から、または1つ以上のターゲットをページにドラッグして、サンプリングを行い、選択した位置のカラーを測定できます。後者の機能は、画像の調整前後またはフィルタの適用前後でカラーを比較する場合に便利です。
[メモリ効率]は、Affinity Photoが開いているドキュメントの内部表示で冗長性をどの程度うまく処理しているかを示します。値を高くするほど効果的ですが、レイヤーを結合して編集性を犠牲にするなどの改善方法は一般的に望ましくありません。
[メモリプレッシャー]は、開いているドキュメントがAffinity Photoで使用可能なメモリ(RAM)を消費している方法を示します。100%に達しても、開いているものすべてをメモリに保持できるわけではなく、アプリはデータを保持するために、ハードディスクまたはソリッドステートディスクの長期ストレージを使用し始めます。
通常、ストレージはメモリと比べて非常に低速であるため、この状況ではパフォーマンスが低下する場合があります。頻繁に発生する場合は、Affinity Photoのパフォーマンス設定のRAM使用量上限オプションを、システムとニーズに合わせて適切に設定してください。
アクティビティモニタ(Mac)またはリソースモニター(Windows)を使用して、Affinity Photoで使用可能なメモリが、コンピューターで実行されている他のタスクによって制限されているかどうかを確認できます。
各サンプラーでは次のパネルオプションを使用できます。
ターゲット位置をリセットするには、パネルから新しいターゲットをドラッグして既存のターゲットを置き換えます。