アートボードは、同一ドキュメント内の任意の形状およびサイズから成る離散的なデザイン領域です。このデザイン領域上にデザイン要素を配置できます。オブジェクトがアートボードの境界を越えて広がる場合は、アートボードのデザイン領域の端でクリップされます。
アートボードを使用すると、単一ページのドキュメントを複数ページのデザインプロジェクトに変換できます。その真価は柔軟性にあります。アートボードには無限の用途があります。
アートボードのサイズは、プリセットに基づいて設定するか、ニーズに合うようにカスタマイズすることができます。ドキュメント内の他のオブジェクトと同様に移動やサイズ変更を行うことができ、必要に応じた配置が可能です。このような特徴はデザインの出来にとって重要な場合があります。そうでない場合も作品の整理に役立ちます。
また、アートボードには独自のカラーと不透明度のプロパティがあるので、デザインプロセス中にいつでも調整できます。
アートボードの書き出しは、個別に行うこともまとめて行うこともできますが、保存する場合はすべて一緒に親ドキュメントに保存されます。