ワークスペースモードについて

作業方法は誰もが同じわけではありません。Affinity Designerでは、選択可能な次の2つの異なるモードにより、これに対応しています。標準モードと分離モード。各モードのワークスペースのレイアウトは、デザインのニーズに合うようにカスタマイズできます。これは特に、ペルソナごとに異なるパネルを使用している場合に役立ちます。

ワークスペースモードについて

Affinity Designerには、ウィンドウ表示と最大化表示の両方のモードがあります。

標準モード

Affinity Designerを最初に開くと、標準モード(単一ウインドウ)で開きます。つまり、すべてのパネルとビューがきちんとドッキングされ、すべてのコントロールが指先にあるので簡単に見つけることができます。

標準ワークスペースモード

分離モード

分離モードには、内包するフレームがありません。パネル(またはパネルグループ)とツールバーがフローティングになり、開いている各ドキュメントが独自のビューを持ちます(まだグループを作成できます)。複数の画面を利用している場合、作業可能な領域を最大化できるので、これが特に役立つ場合があります。これはいくつかのドキュメントを同時に作業できることになり、それぞれが独自のフルスクリーンデスクトップを持ちます。

分離ワークスペースモード

フルスクリーン表示。

作業するレイアウトモードに関係なく、フルスクリーン表示のオプションもあります。このビューでは、Designerがデスクトップを効率的に最大化して、作業が可能なすべてのピクセルを提供します。

ウィンドウ表示

初めて開いたとき、Affinity Designerは画面のおよそ4分の3を占めるウィンドウ内に表示されます。このウィンドウのサイズは、いつでも変更できます。

最大化表示

最大化表示にすると、Affinity Designerの表示は画面の利用可能領域全体(ただし、最下部にあるタスクバーが占める領域は除きます)に拡大されます。

分離モードに変更するには:
  • [ウィンドウ]メニューから、[分離モード]を選択します。このメニュー項目により、標準モードと分離モードを切り替えることができます。
複数のドキュメントを1つのウィンドウにまとめるには:

分離モードで、次のいずれかを実行します。

  • [ウィンドウ]メニューから、[すべてのウィンドウを結合]を選択します。
  • ドキュメントウィンドウのタイトルバーを別のドキュメントウィンドウのタイトルバーまたはタブバーにドラッグし、宛先ウィンドウが青くなったらドロップします。
ウィンドウのサイズを変更するには:
  • ウィンドウの端または隅にマウスカーソルを置き、内側または外側に向かってドラッグすると、ウィンドウがそれぞれ縮小または拡大されます。
最大化表示モードに切り替えるには:

次のいずれかを行います。

  • タイトルバー上の左側にあるAffinity Designerのアイコンをクリックし、[最大化]を選択します。
  • タイトルバー上の右側にある最大化アイコンをクリックします。
ウィンドウ表示モードに切り替えるには:

次のいずれかを行います。

  • タイトルバー上の左側にあるAffinity Designerのアイコンをクリックし、[復元]を選択します。
  • タイトルバー上の右側にある復元アイコンをクリックします。

ウィンドウ表示モードに戻すと、ウィンドウは最大化表示モードへの変更前のサイズになります。

関連項目: