Affinity Designerには3つのテキストスタイルのタイプがあり、それぞれ目的が異なります。
テキストスタイルに適用可能な属性やプロパティが、3つのタイプで異なるわけではありません。テキストスタイルのタイプは、そのテキストスタイルの主な目的に応じて決定します。
3つのテキストスタイルのタイプ:
テキストスタイルにはタイプを割り当てますが、Affinity Designerには段落と文字のテキストスタイルを柔軟に適用できるようオプションが用意されています。たとえば、グリフを選択して、そこに段落スタイルを、まるで文字スタイルのようにセットすることができます。このとき、段落に適用されたスタイルには影響を与えません。この機能をアクティベートするには、テキストスタイルを[両方のパネルに表示]に設定する必要があります。
[グループ]テキストスタイルを、ページ上のテキストに直接適用することはできません。他のテキストスタイルを作成する際のベースとなる設定を定義するもので、これを使用してテキストスタイルの階層を素早く作成することができます。
グループテキストスタイルは、[テキストスタイル]パネルにのみ表示され、[階層構造の表示]をパネルの[パネル環境設定]で設定する際に詳細がわかります。
グループスタイルは、グループの親またはマスターのテキストスタイルと考えることができます。グループスタイルをベースに作成されるスタイルは、すべて子または下位のスタイルと考えてください。
下位のテキストスタイルをグループ内で作成するには、[基準スタイル]でグループテキストスタイルを選択します。