[カラー]パネルは、さまざまなツールで使用するカラーや、選択されているオブジェクトのカラーを選択するために使用します。
カラーパネルは、複数のカラーモード(HSL、RGB、CMYK、Lab)での動作が可能であり、カラーホイール(HSLのみ)、カラーボックス、カラースライダーといったさまざまなカラー定義の手段を備えています。このパネル内から、カラーの色付けを適用することもできます。
[スウォッチ]パネルと同様、[カラー]パネルもアクティブなペルソナや選択されているツールによって外観が変化します。大きなカラーセレクターは、現在選択されているカラーを示します。
2つのカラーセレクターのうち、アクティブなカラーセレクターが前面に表示されます。新しいカラーを選択すると、アクティブなカラーセレクターに適用されます。
カラーパネルでは、オブジェクトにカラーを適用したり、ツールで使用するカラーをほんの数回のクリックで適用したりできます。不透明度とノイズを追加のカラー属性として適用できます。
[カラー]パネルでカラーを選択するとき、さまざまなカラー選択設定とカラーモデルの値を選択できます。カラー選択設定は、パネル環境設定メニューで変更できます。
選択したカラーモデルによっては、[8ビット]、[16ビット]、または[パーセント]モードでの作業を選択することもできます。
いくつかの選択方法では、RGB以外の値を使用してカラーを設定できます。この操作により、ドキュメントの作業用カラープロファイルは変更されませんが、カラーの入力値は変更されます。
パネル環境設定メニューから、次のカラー選択設定を使用できます。
デフォルトでは、[スライダー](CMYKスライダーなど)を使用するときは、カラースペースはロックされて変更されないようになっています。この機能は、スウォッチを使用したり別のカラーモードで作成された別のオブジェクトを選択した後で、モードが誤って切り替わるの防ぎます。ロックを解除したとき、[カラー]パネルには、選択されたオブジェクトが作成されたときのカラーモードが記憶されています。このロックは現在のセッションでのみ有効で、後続のセッションではHSLカラーホイールがデフォルトとして使用されます。
カラー選択を使用すると、Affinity Designerの内外でカラーをサンプリングしたうえでそのカラーをデザインで使用できます。
カラーを選択してツールまたはオブジェクトに適用した後は、このカラーを後で使用するために保存する方法がいくつかあります。
パネル環境設定メニューから次のオプションを使用できます。